エンジニア

なんくるないさ

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誰でも使えて成果が出る 外資系コンサルタントの仕事術

大きな学び

  1. 相手や自分の主張と根拠(なぜ?)はセットで確認する
  2. 文章の苦手をチェックリストに落として毎回確認
  3. 議論が目的の目的になってないか

本題

突然ですけど外資系コンサルの給料って高いじゃないですか?

f:id:jump1268:20220129082542p:plain 参照

私は「大金をもらえる人たちが、どんなスキルを身につけているか」を知ることで、 日々の業務をより効率的に終わらせることができると考えました。

そんなスキルを知るためにこの本を手に取りました。

自分が「これは使えるな、大切だな、できてないな」って仕事術をまとめました。

仕事が終わらない。上手くいかない人は、手に取ってみるのをお勧めします。

1章: 品質とスピードを両立するコンサルタントの思考力

  • 論理的に話す=根拠があるです。"なぜなら"で相手が理解 or 納得できればOK。

例えば、「私はベローチェが好きです、なぜなら朝モーニングが安くて美味しく、そして店員の接客も心地よく、朝から気分が高まるから」 のような感じです。

  • 本当の目的を考える。目的の目的なのかもしれないと意識する

「宇宙でボールペンが使えない。研究グループは、宇宙でも使えるボールペンを開発した。一方、ロシアは鉛筆を使った」 のような感じですね。

本当の目的: 宇宙で文字を書くこと

目的の目的: ボールペンを宇宙で使うこと

今している仕事の本当の目的は何ですか?他に新しい方法はありませんか?

  • 難しく長期化しそうなタスクほど、最適な手順を考える. 任せる方もどう進めれば良いか納得したい。相手を納得させられる論理展開(なぜなら)を

現状理解→問題発見→問題解決→どう支援するか

2章: 読み手の心を動かす、コンサルタントの文章作成

  • 資料作成前に、何のデータが必要か考える。先に必要なデータを把握しておけば、軌道修正がしやすい。

  • 文章を書く時に、文章チェックリストを準備して確かめる

これは、「1分で話せ」と重複しているものが多いと感じました。 jump1268.hatenablog.com

  • 内容
    • 文章で伝えたいことを明確に
    • [重複]主張に対しては、必ず根拠と具体例
    • [重複]読み手がどのような人で、何を求めているのか
    • 新鮮な視点や意見を盛り込んで、独自性を持たせる
    • 思い込みや決めつけのない意見
  • 読みやすさ
    • [重複] 読み手がわからない言葉を使わない
    • 文章の流れに適した接続詞を用いる

自分なりのチェックリストを作る。常机に貼って常にチェックするような姿勢が大事。リストは時には更新する

3章: 聞き手の心を動かす、コンサルタンのプレゼン力

  • 調べたことを詰め込みすぎない。聞き手も残るのは2,3個。何を相手に残すかを考えて、何を削ぐかを考える

  • 相手が知りたい内容と順番で話す。主張→理由→具体例の順番が頭に入る。

  • 以下はプレゼンで絶対言うな

    • 「下手なプレゼンで恐縮ですが」→プレゼンは相手の時間をいただく行動。相手の人数/時給を考えて自分のプレゼンの価値を考える
    • 「要は何が言いたいかというと」→プレゼン作りの構成がクソだからこうなる。根拠と具体例のストーリを考えろ
    • 「駆け足になりましたが」→準備ができてないことの証明になる

4章: ビジネスを加速させる、コンサルタントの会議力

  • 会議はコストがかかっていることを理解する→30人が1時間参加したら、十数万円のコストがかかる。

  • 会議では常に、以下の項目が目に入る状態にする→脱線を予防できる。

    • 論点: 「新しくSaaSのサービスを導入するべきか?」
    • 結論: 「SaaSの導入すべき」
    • 宿題: 「結論を実現するために、誰が何をいつまでにするか」

これらは、議事録にも書くべきです。

  • 目の前の問題は「決めの問題(ただ決断すれば良いだけの問題)」ではないかと考える→重要じゃない問題に時間を割いても仕方ない。重要な問題に時間を使おう

5章: 顧客や上司との信頼関係を高める、コンサルタントのコミュニケーション力

  • 頼む/頼まれた仕事は、5W1Hを確認する。相互に理解を共有できていないと常に疑え。

  • 報告には、最後に相手にどうしてもらいたいかを伝える→聞いた方は「で?」ってなりがち。

6章: 成果をあげるチームを作るコンサルタントのマネジメント力

  • 守るべきルールは伝えておく→あとで「言った言ってない」の喧嘩にならなくて済み、納得できる。

  • 部下がなぜそう思ったかを共有してもらう→部下が考えている場合は素晴らしいアイデアをもらえるし、そうじゃない場合は部下の育成につながる。

7章: 人の倍の報酬をいただくコンサルタントの心構え

  • 自分の課題を踏まえて、仕事におけるmy ruleを作る→my ruleを守り続けることで、それが自分の個性/持ち味になる。また自分の努力を定量化できる(何日間続けられた。30日中24日実施したなど)

  • 社会人の共通スキルを本だけで学ぶな。アドバイスをもらえる先輩を通して学ぼう→自分の現状/苦手を把握できる。伸ばす方向を理解できる

  • 成功/失敗の抽象化をする。抽象化した後に、他に応用できないかと考える→1を聞いて10わかるタイプの人間につながる。