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なんくるないさ

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新卒1年目が「入社1年目から使える評価される技術」を読んだのでまとめた

新卒一年目のポンコツITエンジニアが以下の本を読み感想をまとめました。

読んだ理由は、上半期の評価の数字が想像以上に厳しく、それに納得できなかったからです。
あとブックオフで200円だったから

本記事の対象者は以下です。

  • 評価が想像よりも悪かった人 (私です... )
  • 新卒の評価に対する気持ちを知りたい上司
  • 大したことない同期が良い評価をもらっていて納得できていない人

本読んで良いなと感じたこと

  • 1章: 自分が評価されるためには、他者の自己重要感を満たす必要がある。自分の自己重要感を満たすために、利害関係者と(自慢)話をするな
  • 2章: 理不尽な理由で怒られても決して自信を無くさないこと。自信を失うと良い部分にまで影響が出る。趣味に没頭して忘れろ
  • 3章: 自分の人生なので能動的に選択して動け。他者の名前を呼び他者の自己重要感を高め、感謝せよ
  • 4章: ボジティブな言葉を使う。もし結果が出ていなくても、結論ベースで話をしろ
  • 5章: 批判されることは、影響力がある証拠。改善点以外の批判は受け流せ

先にまとめ

上司の評価をもっと良くしたいと思って読んでみた。2012年の本ではあるが、大変参考になった。

IT技術とは違い、人の性格や心理は10年で変わるものではない。今後も積極的に活用していきたい。


本を読んで今後の行動に落とし込みたいベスト3を書いてみる。

  • まず自分を認めてあげる事 (利害関係者以外に自分の話をする)
  • 批判されても気にしない (実力があればあるほど批判が増える。改善したいところだけ参考にする)
  • 失敗を恐れずに挑戦する (挑戦した結果生まれるのは、成功か学びだけ)


今後実施したいと思ったことを以下の要素でまとめた。

  • 本を読む前から知っていたか?
  • 実践できていたか?
項目 知っていたか? 実践していたか? 備考
先に相手の自己重要感を高める事 コミュニケーションの本によく書いてある。話を8:2で聞こうって内容
自慢するなら社外の人に小出し自慢すべき ✖️ ✖️ 自分の評価が他者に認められたいから、整合性を取りたくなってやってしまう。気をつける。自慢するならDMM英会話の講師にやる。
自己肯定感を高めるために、自分の些細な行動を褒める ✖️ ✖️ 潜在意識って大事。まずは自分を評価してあげる。
人のせいにしない 相手に決めてもらうのは確かに楽だが、受動的な選択って自分の人生なのか?って思う。君の膵臓を食べたいレベルで自分で選択したい
結論ベースで話す ✖️ 研修で習ったし色々な本でも書いてある。良い結果はすぐに報告できるが、悪い結果は言い訳してから伝えたくなる。キッパリ結論から言う。
正義や正論を言うな ✖️ ✖️ 正論で詰められると結構メンタルくるよね。相手を傷つけたいならそれでも良いが、、、一緒に頑張る仲間を詰めるのが必要なのかどうか考える必要がありそう
自分で推測して決めつけるな。質問しろ ✖️ ✖️ 会社で何千人が見ている中で、超有名人に質問したいけど質問できなかった。とても悔しい。質問する。
批判されても気にするな。 ✖️ ✖️ 実力があればあるほど、批評も増える。大切な事はその批評から改善点を見つけたら残りは無視すること
評価される人は失敗を恐れない ✖️ ✖️ 「挑戦の結果生まれるのは、学びか成功」何この言葉。超素敵。どんどん挑戦したい

では、章ごとの内容と大事と感じたことなどを書いていく。

時間がある人だけ見れば良いと思う。

1章: 評価される人になるための大原則

この章では、そもそも人間ってどういう生き物だっけ?って内容がメインです。

ここで響いたのは以下の文章です。

「すべての人間は自分を認めてほしい」と望んでいる。 by 作者

(主語が大きい気もしますが)確かに認めてもらうこと(良い評価を得ること)はとても大事だと感じます。

仕事以外でもそうだと思います。友達や家族, 恋愛の場合でも。さすが大原則の章。


続いてこの章では、以下の内容が記憶に残りました。

  • 先に相手の自己重要感を高める事→あなたの評価につながる。

  • 人間は自分がやったことを一番理解している→他者よりも自分の評価が高くなる事は当然である。

ここで難しいのは、自分が満たされていないと相手を満たすことが難しい事です

確かに、自分に嫌なことがあったりイライラしている時は、他者の行動をポジティブに捉えることができないですよね。

ポジティブに捉えることができないと、相手を評価しにくくなります。なので評価してもらう人の自己重要感を高めましょう。


そこで作者は2つの方法をお勧めしています。

  • 同じ会社の同期や後輩or先輩等(利害関係がある人に)に自慢する事は、相手の自己重要感を下げかねない。自慢するなら社外の人に小出し自慢すべき。

  • 自己肯定感を高めるために、自分の些細な行動を褒める。

(作者は鏡に向かって「お前は誰だ」じゃなくて「自分は優秀だ」って言ってあげているそうです。)

私がこの章で大切だと思ったことは、「自分は二の次、三の次。まずは他者の自己重要感を高めよ」です。

2章: 評価される人になるための上司とのコミュニケーション

ここでは、上司の評価をあげる具体的な方法が書いてありますが、内容は上司が怒っている時の行動が主。

なので上司があまり怒らないタイプだと読む必要は、ほぼないです。

世の中には理不尽に怒る上司が多いんだな。ってことがわかるぐらい詳細に書かれています。


この章で記憶に残ったのは以下です。

理不尽な理由で怒られても決して自信を無くさないこと。自信を失うと良い部分にまで影響が出る。

なので信頼できる社外の友達や家族に話したり、好きなことで発散したりしましょう。

3章: 評価される人になるための習慣

この章では、多くの文章が自分に刺さった。特に以下の内容は、今できてないのでこれから実践していきたい。


  • 相手の名前を呼べ。下手なお世辞よりも名前を読んだ方が自己重要感を高められる。

→確かに。名前を呼ばれるのは嬉しいので、意識して実践していきたい。


  • 成功できたのは、他者の支えのおかげ。決して自分の能力だけだと過信しない。

→これはそう。2021年の上半期、仕事で目に見える成果出せたのも先輩の助言のおかげ。

確かにシステムのコードは自分一人で全部書いたが、先輩から開発方針の微修正をしてもらったりツールの使い方を教えてもらったりした。 これらの助けがなかったら、絶対成果出せてなかった。先輩に感謝。


  • 人のせいにしない。

→最近父親と京都&大阪旅行した時に、何回も父のせいにしてしまった。

自分を引っ張ってくれる人に自分の行動を決めてもらうのは、とても楽 (なぜなら自分にデメリットがほぼないから) もし間違っていても、人のせいにできる。

そして人のせいにした時、自分の自己重要感はキープできるが、相手の自己重要感を下げてしまう。


自分の人生なので、他者に自分の行動を委ねるのではなく、自ら行動を選択すべき

人を批判しても他者の自己重要感を下げてしまうので、人を批判しないため (自分のせいにするため)にも自分の行動は自分で決めたい


  • 他人の発言全てが、褒めてもらいたい気持ちから来ていると思う

とりあえず、褒めましょう。張り合う必要はありません。

例えば、こんな感じです。

友達「昨日夜11時まで起きて仕事したんだよー」

自分「マジで?俺も一昨日は夜12時まで...」

これやっちゃう人多いですよね(自分も)。友達は夜仕事を頑張ったことを褒めてもらいたい&話したいのに会話を奪っちゃてます。

気をつけます。


  • 感情を変えるのではなく、思考を変える。

嫌いな人はそのままでは嫌いな人のままです。がここでは頑張って"その人を好き"だと思考したとします。

すると心理学的に脳は、"なんで好きなのか"整合性を取ろうとします。

嫌いと思っていても両者メリットはありません。嫌いな感情は無くしましょう。

4章: 評価される人になるための考え方

  • ポジティブな言葉を使う

相手にポジティブなことを言うメリットは二つあります。

1つ目は、相手が喜んでくれます。2つ目は、自分にも潜在的にプラスの効果があります。

ネガティブな言葉を一番初めに聞くのは、自分です。たとえ他の人に向けたネガティブなワードだとしても、それは自分に影響を及ぼします。

なので極力ネガティブなワードを避けてポジティブなワードを使いましょう。


  • 結論ベースで話す

上司は忙しいのです。そんな上司に事の経緯を話していては、イライラされてしまいます。

自分もうまくできた時は結論を先に言えますが、失敗した時は言い訳を言ってしまいます。

なので、「結論から先に述べますと、うまくできませんでした」の一言から会話を始める努力をします。 (もちろん、"うまくできませんでした"結果を出さないことが一番ですけど)


  • 正義や正論を言うな

ここは、特に記憶に残りました。

正しいと思ったことは、自分の中で留めておくべきである。 間違っても正義で相手を捌こうとしない(正論は正しいからこそ相手の逃げ道を消してしまうので) と作者は言います。

努力することが美学と思っている私にとっては、とても辛いと感じる。うーむ難しい。 人の努力やその努力の結果が見えるのは好きな人(自分)もいれば、そうでない人もいる。 自分の努力が相手に負担をかけてしまうこともある(経験あり)。とても難しいところである。

5章: 評価される人になるための行動

  • 自分で推測して決めつけるな

恥ずかしさから相手に質問しないで、勝手に決め付けてしまうことってありますよね?自分はあります。

なので、「聞くは一生の恥、聞かぬは末代の恥」を頭に入れてどんどん聞いていこうと思いました。


  • 批判されても気にするな。

日本で一番批判されるのは、総理大臣。世界で一番批判されるのは、アメリカ大統領。

批判されることは、実了があり注目されているからと捉える。

好きな芸能人ランキング上位の人が、嫌いな芸能人ランキング上位に入ることも珍しくない。

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嫌いな芸人2019

日経エンタテインメント!では、2019年で16回目となるお笑い芸人の人気調査を実施。全国の男女1000人を対象に「一番好きなお笑い芸人」「一番嫌いなお笑い芸人」「この1年で最もブレイクしたと思うお笑い芸人」「これから1年で消えると思うお笑い芸人」の4項目で人気度を調査した(調査の詳細は「好きな芸人、サンドウィッチマンが連覇 さんま2位」をご覧ください) 2019年版「一番嫌いな芸人」は、明石家さんまが初めて1位になった。かつては他を寄せつけない強さを見せていた「ミスター好きな芸人」だったが、同部門では今年も2位。https://style.nikkei.com/article/DGXMZO48061160R00C19A8000000/

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好きな芸人2019

「好きな芸人」のトップは2年連続でサンドウィッチマン。2位の明石家さんまと50票以上の大差をつけ、独走態勢に入ったようだ。 調査方法:インターネット調査 調査期間:2019年4月3日~17日 回答者:日経BPコンサルティング調査モニターより1000人が回答。ウエイトバック集計。男女比は半々。25~34歳:28%、35~44歳 :36%、45~54歳:36% https://style.nikkei.com/article/DGXMZO48061130R00C19A8000000?channel=DF010320183446&page=2

人の批判を恐れて、消極的な人生はもったいない。 人間なので好きな人もいれば嫌いな人もいる。 嫌われている人の批判には目を向けずは真摯に受け止めることも必要ではあるが、 今いる自分のファンをもっと大事にしようと感じた。

批判の何かで反省すべき点があるかどうかだけを確認し、後は放っておく。 by 作者


  • 評価される人は失敗を恐れない

「試してみるに失敗はない。あるのは成功か学ぶこと」 by シェイクスピア

この言葉、ポジティブ。挑戦したくなる。座右の銘にします。

挑戦し失敗して学ぶことと、挑戦せずに何も学べなかったこと。どっちの時間が有意義かを考えて行動すべき。

まとめ

上司の評価をもっと良くしたいと思って読んでみた。2012年の本ではあるが、大変参考になった。

IT技術とは違い、人の性格や心理は10年で変わるものではない。今後も積極的に活用していきたい。


本を読んで今後の行動に落とし込みたいベスト3を書いてみる。

  • まず自分を認めてあげる事 (利害関係者以外に自分の話をする)
  • 批判されても気にしない (実力があればあるほど批判が増える。改善したいところだけ参考にする)
  • 失敗を恐れずに挑戦する (挑戦した結果生まれるのは、成功か学びだけ)

余談ではあるが、今後実施したいと思ったことを以下の要素でまとめた。

  • 本を読む前から知っていたか?
  • 実践できていたか?
項目 知っていたか? 実践していたか? 備考
先に相手の自己重要感を高める事 コミュニケーションの本によく書いてある。話を8:2で聞こうって内容
自慢するなら社外の人に小出し自慢すべき ✖️ ✖️ 自分の評価が他者に認められたいから、整合性を取りたくなってやってしまう。気をつける。自慢するならDMM英会話の講師にやる。
自己肯定感を高めるために、自分の些細な行動を褒める ✖️ ✖️ 潜在意識って大事。まずは自分を評価してあげる。
人のせいにしない 相手に決めてもらうのは確かに楽だが、受動的な選択って自分の人生なのか?って思う。君の膵臓を食べたいレベルで自分で選択したい
結論ベースで話す ✖️ 研修で習ったし色々な本でも書いてある。良い結果はすぐに報告できるが、悪い結果は言い訳してから伝えたくなる。キッパリ結論から言う。
正義や正論を言うな ✖️ ✖️ 正論で詰められると結構メンタルくるよね。相手を傷つけたいならそれでも良いが、、、一緒に頑張る仲間を詰めるのが必要なのかどうか考える必要がありそう
自分で推測して決めつけるな。質問しろ ✖️ ✖️ 会社で何千人が見ている中で、超有名人に質問したいけど質問できなかった。とても悔しい。質問する。
批判されても気にするな。 ✖️ ✖️ 実力があればあるほど、批評も増える。大切な事はその批評から改善点を見つけたら残りは無視すること
評価される人は失敗を恐れない ✖️ ✖️ 「挑戦の結果生まれるのは、学びか成功」何この言葉。超素敵。どんどん挑戦したい

2,3時間もあれば読めると思う。内容は興味深いことが多いので、評価について悩んでいる方は読んでみても良いと思う。